週一観音山

我が家は阪急今津線「おばやし」駅から西の高台にある( )が、そこから西南西へ直線距離で約8km、六甲山東部前山の麓に「鷲林寺」(  標高330m)がある。空海が開創した真言宗の寺院で、本尊は「十一面観音」、盛時は76坊を有する大寺院であった。その裏山の山頂が観音山(526m)だ。「鷲林寺」には立派な鐘楼があり、最近は毎年大晦日には除夜の鐘を突きに行っているし、時折、思いついたようにではあるが、観音山に登ったりしている。墓参の人の為の駐車場も広く、そこからの標高差は約200mあり、登り降りで1時間なので、運動不足の解消には格好のハイキングコースだ。
 観音山へのルートは何本もあるが、我々のメインルートは墓地の横から直ぐに急斜面に取りついて尾根に出る道であり、わずかな距離ではあるが岩石続きの急登であり、もちろん登山靴が必須である。下りは谷川の脇を行くせせらぎルートがいい。写真中は観音山山頂、写真下は山頂から東方の遠望であり、手前の小山は甲山(309m)、池は北山貯水池だ。
 箱根の金時山に登った時の山頂小屋には300回、500回登山記念の札が下げられており、その中に知人の名を見つけた事があったが、一昨日観音山帰りに、我々はここでこれから100回を目標にしてみようかと思いついた。積極的に歩けと言われている事でもあり、まずは「週一観音山」を日課ならぬ週課にしてみようと思う。週一ゴルフよりは実現可能性が高い筈だ。