2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

着実に進む台湾人の台湾           

平成5年6月の一週間ほど、日本の各分野の技術者の一人として台湾を訪れた事があり、その際団体で、日本語ぺらぺらの李登輝総統にお目にかかり、「日本の政治家より日本の新聞雑誌をよく読んでいるよ」と溌剌と話す総統を間近にし、最後に握手をしてもらった…

司馬遼太郎記念館                  

「3ヶ月で来館者3万人突破」という一年前の切り抜き新聞記事にある所在地(東大阪市)を頼りに、一昨年の11月にオープンした司馬遼太郎記念館を訪ねました。未亡人が居られる自宅の書斎は、未刊に終わった「街道をゆく:濃尾参州記」の執筆中の状態のままで…

占領時代の呪縛                   

現在の我国社会の国家観の無さ、自虐史観充満の情けなさはどこから来るのかを探るべく、近現代史を読み直そうと一念発起してから一年半が経ちましたが、参考になる教科書は以下のとおりでした。通史としては、中央公論新社「日本の近代」の第一巻から六巻ま…

対論−日本とアメリカ                  

掲題の書名は、長い間日本外交の中枢にあり、退官後も活躍中の碩学岡崎久彦氏と、20才若い阿川尚之氏との対談書(廣済堂出版 2002)であるが、その第六章:占領時代と東京裁判を考える、は私の今の読書の中心テーマでもあり、以下にその章の要点を記す。現代…

安くなかった冬の北海道団体ツアー           

「どうしてこんな安い料金で可能なのかと、阪急交通社の新聞広告[伊丹発着:オホーツク流氷クルーズとあったか2大名湯3日間]を見ながら、家内が行ってみたそうな雰囲気なので、しぶしぶ賛同し、2月21日(土)出発のツアーに参加した。13:30伊丹…