2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本一広大な十津川村

国道168号線を南下して奈良県南部の十津川村に入ると、まず十津川一の観光名所「谷瀬の吊り橋」のその長い事に少々驚く。川の流れからの高さは54m、長さ約300m、木の板三枚を対岸迄並べたもので、一度に20人以上は吊り橋内に入らないようにとの事。昭和29年…

熊野古道小辺路を歩く                     

「紀伊山地の霊場と参詣道」(熊野古道)が昨年7月世界遺産に登録された事もあって一度歩いてみなくてはと思っていたが、暖かくもなったし、しばらく運動不足気味でもあったので、急遽一泊二日で敢行する事になった。土曜日の朝6:00に宝塚を発ち、高速道路を…

浄瑠璃寺の春                  

お彼岸の日のテレビが言うには、その日には浄瑠璃寺の国宝「本堂」(九体阿弥陀堂)の丁度中央の位置に夕陽が沈むのだそうだ。そして阿弥陀仏を西に向かって拝めるように本堂の中の九体を一列・東向きに配置し、本堂前に浄土の池を造り、こちら側から文字通…

経済成長神話からの脱却                    

GDPの対前年伸び率が1%では低く、不良債権処理の目途が立つ迄はやむを得ないが、我が国としては3%が必要だとか言われる度に、そしてその為には消費の拡大がポイントだと言われる度に、これ以上何を買えって言うのだと違和感を覚えずには居られず、もっと…