三田の虚空蔵山

1月24日(月) 6時起床、今日は久しぶりの軽登山だが、いつもと異なり車でなく電車で、三回目の虚空蔵山を目指す。最近は朝晩の血圧測定を日課としているので、登山中もやってみようと血圧計を持って出かける事にした。朝食・着替え後の血圧測定では、最高/最低・脈拍=146/86・67 だったが、10分後は、127/79・62 となった。8時前出発、阪急今津線で宝塚へ、JR福知山線藍本駅まで行く。武田尾・道場・三田の田畑は霜の為白っぽく見え、谷川はこのところの好天続きで水流は少ない。40分で藍本着。無風晴天で暖かくハイキング日和だ。線路沿いの道を少し戻ってから、「虚空蔵山登山口」の標識の立つところで右折して直線道路を行く(写真上)。その方向の尖ったのが虚空蔵山だ。ここは階段状の水田の間の道でしばらく行くと舞鶴自動車の下をくぐって本来の登山口にやってくる(9:40 標高200m)。ここから森林に入り坂道の登山道となる。しばらくしてかなり長い急な石段を登りきると大きく立派なお堂が現れた。元々は聖徳太子が夢のお告げによって建立したと言われ、虚空蔵菩薩が本尊の虚空蔵堂だが、もちろん何回もの戦火で罹災炎上し、今のは近年多額の浄財を得て大改築されたものと、標示板に記載されている。標高355m、一休みしての血圧測定(137/98・90)。お堂の右側の山道を登る。ジグザグの登りが続くが、木の間越しに周囲の峰や遠くの山々が見え、ほどなくして藍本とは反対側の今田町立杭から登って来る道と合流して稜線に出る。この合流点(標高520m)での血圧は(121/89・93)。微風で柔らかい陽射しの中、大きな丹波石の露岩に至る。東に北摂の山々や東多紀アルプスの連山、南にははるか六甲山系が見渡せる。そこから5分で頂上(写真中)。標高596m。私の高度計とたまたま一致し、今迄の数値の補正が不必要であった。先程の岩場に帰って昼食(12:00)。血圧は(119/88・84)。写真下はそこから東方の山並みで、眼下は舞鶴自動車道と福知山線である。12:40に下山開始し、分岐点を右折して立杭の里へ下り、丹波伝統工芸公園で時間調整して、バスで相野駅へ出、JRで帰宅した。血圧はちょっと最低値が高めだが、登山中も大きな変化がない事が分かった。電車登山OKだ。